スーパーコピーブランパン復刻時計に放射線マークがある理由とは?
海好きの相棒といえばダイバーズ。その定義を確立させたといわれているのが、〈ブランパン〉の傑作フィフティ ファゾムスだ。1953年にフランス海軍と共同開発したのがはじまりで、これまで数多くの派生モデルが誕生してきた。で、今回復刻されたのが、その中のひとつノーラディエーション。どこが特徴的かというと、そのお顔。6時位置になんと、放射線マークが! 「え? この時計って危険なの?」。いえいえ、よ〜くご覧ください。その上にバツ印が描かれているのがわかるはず。つまり、これはむしろ「安全ですよ」と太鼓判を押しているという意味。じゃあ、なぜそんなマークがあるのか? それには興味深い背景があり……。
〈ブランパン〉の新作は、ブランドのアイコン、フィフティ ファゾムスのノー ラディエーション。1960年代にドイツ海軍の潜水戦闘部隊で実際に使用されていたモデルを復刻させた1本だ。名前にあるノー ラディエーションは、“放射性物質不使用”の意味で、それがひと目でわかるようにマークを配置している。
でも、なぜそのマークが必要なのか? その答えは、当時の状況を知るとよくわかる。1960年初頭に、これまで発光塗料として使用されていた放射性元素のラジウムが、「健康に有害である」と宣言されたそう。そこで時計製造への使用は不適切と判断したブランパンコピー N級品は、ダイバーらが安心して自社のタイムピースを愛用できるようにシンボルマークを考案。そこに“no radiations(放射性物質不使用)”と記載したそう。う〜ん、なるほど、マークにこんな物語が隠されていたとは。知れば知るほど愛着が湧いてくるでしょ?
ケースは、ステンレススチール製でポリッシュ仕上げが施されている。ケース側面にブランドのロゴを配した姿はフィフティ ファゾムスならでは。けれども、ケース径は40.3mmと限定モデルらしいちょっと小さめの特別仕様になっている。逆回転防止ベゼルには、当時使われていた目盛りを再現。
文字盤は、ブラックにカラーリングされ精悍な印象。インデックス、針、ベゼルの目盛りスケールに、“オールドラジウム”カラーのスーパールミノバを塗布。ベージュオレンジに彩色することで、経年変化が起こったようなヴィンテージ感を演出している。3時位置には、日付表示を備えているので、水中だけでなく日常使いにも対応している。
搭載されているキャリバーは1151。2つの香箱とシリコン製ヒゲゼンマイを備えていて、約100時間のパワーリザーブを誇る。ケースバックからは、カルトゥーシュ型の開口部が設けられたローターが確認できるのも特徴のひとつ。これは初代モデルなどかつての傑作タイムピースになぞらえたもので、柔軟性を高めて、衝撃時にムーブメントを保護するために採用されていたのだとか。
ケース径40.3mm、自動巻き、SSケース、ラバーストラップ、300m防水。
ストラップは、こちらも珍しい“トロピカル”タイプのラバー製。耐久性に優れ、かつ着け心地も快適なことから、当時ダイバーから支持を集めていたそう。
1960年代のヴィンテージ感を再現した〈ブランパン〉の復刻ダイバーズ。時計好きなら、今にも飛びつきそうな1本だが、こちらは世界限定500本という希少なアイテム。気になったらお早めにお問い合わせを!